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子どもの不適切な行動への対処方法③


娘の不登校を機に保育士に転身したママが、石川県金沢市から自己肯定感を育むアドラー式勇気づけの子育てについてお伝えしています。

 

 

『勇気づけ』の知識を深めたくて

 

 

野田俊作さんの

 

 

『続アドラー心理学トーキングセミナー

勇気づけの家族コミュニケーション』

 

 

を読んでいます。

 

 

 

 

私なりの気づきや

考えが深まったことなどを

シェアしています。

 

 

 

子どもの不適切な行動への対処方法②

の続きです。

 

 

  

子どもの不適切な行動の中には

 

 

 

不適切な行動である

と知りながらやっていて、

 

 

かつ、

 

適切な行動は何であるか

を知っているケースがあります

 

 

 

このケースは2つの場合に

分かれるそうです。

 

 

 

一つは 

 

 

適切な行動では目的を達成できない

と思っている場合

 

 

 

を、前回ご紹介しました。

 

 

 

本によると、 

 

 

適切な行動でもってしては 、

目的を達成できないと

 

勇気を失っているから

不適切な行動をとってしまう。

 

 

 

 

多くの問題は

この分類に属すそうです。

 

 

 

例えば、

 

 

自力ではいい点数がとれないと

カンニングする場合などです。

 

 

 

 

 

では、

 

 

どうすればいいのでしょうか。

 

 

 

そう、

 

 

『勇気づけ』によって

正していくそうです。

 

 

 

『勇気づけ』は

励ますことではありません。

 

 

すでに達成した成果を認める

 

 

挑戦する姿勢を認める

 

 

現実的な目標設定を援助する

 

 

それらが勇気づけになります。

 

 

例えば、

 

 

テストの結果について

勇気づけするなら…

 

 

 

「満足していない結果のようだけど

計算問題はミスなく解けてるね」

 

 

 

「残念そうだね。

ずいぶん努力していたのにね。

 

でもまぁ、

この次もあるじゃないか。」

 

 

 

こんな風に責められないで、

気持ちに寄り添ってもらえたら

 

 

次は頑張ろう!と思いませんか?

 

 

 

少なくとも、

 

 

カンニングしてまででも

いい点数をとろうとは思いませんよね。

 

 

 

 

『勇気づけ』の関わりは

 

 

子ども自身の中から

やる気や自信を引き出すんですね!

 

 

今日はここまで。