新年度になって、
私がお世話していた園児たちは進級し、
0歳児クラスには新入園児がやってきました。
先日までお世話していた子ども達も
1年前はこんな赤ちゃんだったんだなぁ…
と成長を感じました。
お座り、ハイハイが、つかまり立ちできるようになって、歩けるようになって…
ズボンをはけるようになって、スプーンでご飯を食べれるようになって…
子ども達の成長を想像しました。
子どもの成長って早いですよね。
子ども達は日々成長するからどんどん期待が膨らんで、
大人の要求がエスカレートしやすいのではないかと思います。
歩き始めた頃は、
大人たちは喜んで「すごい、すごい!」ってほめたのに、
上手く歩けるようになったら「自分で歩いてよ」って言う。
手づかみ食べを始めた頃は
「自分で食べれたね~」ってほめるのに、
手づかみに慣れてきたら「もっと上手に汚さないで食べて!」と言う。
そして、
子どもが学校に行き始めて、宿題やプリントをみて「よくできたね」と言っていたのに、
学年が進めば進むほど子どもに期待して
「もっと勉強しなさい」「勉強しなくていいの?」 と言う。
・・・
こんな風に大人の要求がエスカレートすると、
ダメ出しになってしまうと思うんです。
ダメ出しばかりされたら、嫌になりますよね。
チャレンジする気持ちもなくなってしまいそうです。
もし、
子ども達にダメ出しばかりしているな、と思ったら
当たり前の出来ている行動
に注目してください。
ご飯を全部食べたね。
たくさん遊んだね。
お風呂に入ってスッキリした顔だね!
勉強したね!
返事してくれて、ありがとう。
元気でいて、嬉しいな。
当たり前の行動をみとめて、
子どもの存在を認める言葉をかける=ヨイ出しすることで、
「見てるよ」
「見守ってるよ」
というメッセージが伝わります。
できていることを認めてもらえるので、親子の信頼関係が深まったり、
子ども自身が自分のことを肯定的にみることができて、
自信がついたり、挑戦する気持ちが育ちます。
お子さんの日常の行動を振り返って、ヨイ出しをしてあげてくださいね
『ヨイ出し』は勇気づけの子育て法のひとつです。
詳しく知りたい方は、毎月開催している「勇気づけde子育て♡お話会」にいらしてくださいね。
ただ、4月は満席となりました。次回の募集までお待ちください
最後まで読んでくださって、ありがとうございました
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